ドラマ版鈴木先生が面白かった

第3話まで録画していたものを一気に見たが、漫画の過激なネタもちゃんとやっていて驚いた。漫画とドラマではメディアが違いすぎるのであまり大きな期待はしていなかったが、雰囲気が壊れていなくて違和感がなかった。


OPがいい。鈴木先生の眼鏡を生徒たちがリレーするという演出。
役者の名前をよく知らなかったので、画面に出ている生徒の役者=画面にクレジットされている役者かと一瞬思った。

まだ役者とキャラ名がいまいち一致してないが、メインに出張ってきた人たちは大体わかるようになった。漫画ではユニークな顔立ちのキャラがドラマだと美少年や美少女になっていて何故か照れた。

鈴木先生の眼鏡をかけた生徒たちが皆頬笑みを見せる中で、その回のメインキャラになる子たちだけはシリアスな表情を見せるというのもいい。
1話目でメインだった岬(左上)は、1話目OPで暗い顔を見せたが、3話目OPでは笑っていた。なんとなく安心。
OPに出る生徒たちが毎回ちょこちょこ入れ替わってるが、なにか規則性があるんだろうか?


はじまる前に一番物議をかもしたと思われるのは、メインヒロイン(?)である小川さんの大幅なビジュアル変更。

ショートカッ党の人が、漫画ではショートヘアだった小川さんがドラマではロングヘアになった事を嘆いていたが、ロングヘアの方が目立ちやすいので、ドラマというメディアで小川さんの髪型を変更したのは正解だったと思う。
他の女子生徒たちが、いかにも中学生らしくショートヘアであったり、肩につく以上の長さだったら結んでいるという中で、小川さんだけはロングヘアを結ばずに流していて、公式サイトの生徒名簿の中でも一際目立つ。名簿の中では皆が微笑んでいる中で、小川さんだけが無表情だというのも目立つ理由か。性格的には、小川さんは髪を伸ばさなさそう、伸ばしたとしても邪魔にならないよう結んでいそう、ってイメージではあるが。
小川さんはスペックの高さから作中では神仏の領域に例えられるレベルに偶像化されていく子だが、そういう神秘的な部分なども、三次元ではロングヘアの方がマッチしている。


小川さんが神仏ならば、悪魔王はカーベー。カーベーは髪型がかなり漫画に忠実だった。

カーベーを演じている子、顔立ちが幼いと思ったら、若干12歳であった。小川さん役の子は16歳なので、クラスメートという設定ではあってもけっこうな年齢差がある。
ドラマは、第1話で小4児童との性交渉について扱ったり、3話では山崎先生の精神崩壊とか、際どいネタも映像化していたので、このままいけばカーベーに関するあれこれも大きな変更なく映像化する事が期待できる。別に脱ぐわけではないとはいえ、ああいう役柄を12歳の子が演じるのか……おおお。演技達者であったし、カーベーの切れっぷりや爆弾発言の連続がドラマでも楽しみだ。


一つだけ不満を言えば、何故女子の制服がセーラーではなくブレザーなんだ……鈴木先生のループタイと違って重要な要素であったりするわけではないが、セーラーの方が好きなんだ。ぐぬぬ