今年は色々メディアミックスするね

いつの間にか年が開けていつの間にか新年度になっていた。
久しぶりに自分のブログを見たら、昔の自分の文が全体的にテンション高くて恥ずかしい。昔の自分元気だったんだな。
今年度も勉強やらなんやらで忙しいがこの戦争が終わったらWii Uを買ってピクミン3をやるんだ……。


今年は好きな作品のメディアミックスが色々と決まっていて楽しみだ。


その1、銀の匙アニメ化。

去年からアニメ化の報が出ていたが放映時期が今夏とまだ遠いので情報がろくに出ていない。枠はノイタミナと見やすいところでよかった。
制作会社がGONZOという噂が流れているがどうなるんだろう。ボンズではないのは確定。URLを控えていなかったが前にボンズスタッフ数名が知らない、うちではないと会話をしていた。違う会社が作っていたとしても業界内で「あれ作ってるのあそこの会社なんだってー」って情報流れたりしないんだな。まあ知っていても正式発表前に漏らしちゃだめなんだろうが。


銀の匙はけっこうよく、説教臭いと言われている。それには同意。説教臭さが嫌いだという人もいるだろうが、私は鼻につくとは感じていない。異論はありそうだが、あの説教臭さは、キャラが辿る物語や雑学薀蓄などのエンタメ性と上手いことバランスを保てていると思う。それはけっこう微妙な感覚の上にあるので、作者とは違う人であるアニメスタッフらが咀嚼し再構成した結果、アニメでは説教臭さが過度になったりしないかなというのがやや不安である。些細かもしれないがけっこう難しい部分だと思う。




その2、断裁分離のクライムエッジアニメ化。

前から店舗別特典をつけたりと推しているようだったのでもしやと思っていたら、本当にアニメ化決定して驚いた。もうすぐはじまるが面白いといいな。一番初めに出たキービジュアルを見た時はキャラデザインを不安に感じたが、PVで期待をもてた。2つ目のキービジュアルも良い感じ。
漫画はカラーは綺麗なのだが、たまに豪快にパース崩壊したりするやや不安定な画力と、作中の用語が中二要素に溢れているのとで、お勧めすると拒絶反応を抱かれる事が多かったのだが、キャラが可愛いし中二要素はむしろときめきポイントで好きな作品だ。音声で改めて設定用語や台詞回しを聞くとなかなか破壊力があるというか恥ずかしくなったが、だがそれがいい


主人公は、女の子の髪の毛を切りたいという妙な願望を抱えている灰村という少年。彼が出会ったのは、先天的に与えられた呪いによって、髪があらゆる刃物を拒むため異常な長髪をしている祝ちゃんという少女。
果たして灰村は祝ちゃんの髪を切り変態願望を充足する事ができるのか。化け物じみた髪のために人目を避けてひきこもりの祝ちゃんは救われるのか……というところから始まりバトルしたりラブコメしたりする話。
亡き殺人鬼たちの妄執により強化され特殊な力を宿した様々な武器が存在するという設定が大変ツボ。持ち主を変え渡り歩く呪いのアイテムとか浪漫がある。この作品に出てくる呪いのアイテムは、元の殺人鬼の子孫など血縁者にしか使えないという設定だが。
主人公の武器が、タイトルになっている「断裁分離のクライムエッジ」というハサミなのだが、グッズ化しないかなー。前に自作している人がいて憧れた。


PV第2弾やドラマCDを聞いた限りだとキャストはみんなよかった。特にかしこちゃんと病院坂姉妹はぴったりだった。絵柄がわりと幼いので男性キャラは女性声優でもいいぐらいに漠然と高い声がイメージだったりしたが、そうじゃなくても大丈夫だった。男性キャストの花江氏と信長氏ってTARITARIの組み合わせだな。灰村は病んでるシーンがあったり、たまにいきなり歌い出したり(?)するがそこら辺どうなるかな。ドラマCDは日常のどたばた話に始終し、ドシリアスな演技はよくわからなかったがとりあえず声優面は期待できそうだ。メインは新人ばかりで、サブキャラに有名どころが多い。
祝ちゃんの声はすごくロリロリしていて可愛い。ロリロリしすぎな気もしたがまあロリロリしたキャラなのでロリロリで問題ないだろう。祝ちゃんは戦闘力はほぼないし、わりとすぐ泣くしうじうじすることもあるが、ところどころ凛々しく、灰村が殺人衝動に襲われた時には灰村の精神的支柱になったりとかっこいいところもあるので可愛いだけじゃなくかっこいい演技にも期待。

祝を守るための戦いの後にクライムエッジが血で汚れているのを見て、怯えたりせずに「この血はきっと勲章だ、私は否定しちゃならない」と祝が言うシーンが好きだ。汚れ役を灰村だけに押し付けないで分かちあおうとするところがいい。



漫画はそろそろ畳みにきているのだが、もしや同時最終回狙っていたりするだろうか。PVを見る限り、わりと最近になって登場したキャラたちもアニメに出るようで気になる。同時完結とか特にない場合は、エミリー戦で終了かな?
まず第一にアニメが良い出来であってほしい。そしたら貢ぐので、第二にフィギュア化とかグッズを出してほしい。さっきも書いたがクライムエッジを初めとした作中の重要アイテムたちも。グランドピアノとかは無理だがハサミ注射器オープナーあたりはいけるんじゃないか。夢が広がりんぐ



メディアミックスその3、屍活師ドラマ化。
まださっぱり詳細がわからない状態だが、長年読んできた杜野亜希作品初のメディアミックスが嬉しい。連続ドラマではなくスペシャルドラマで一回だけやるらしい。時期もキャストも不明だが、医療物は実写だと映えそうだ。
主人公は検屍のゼミに入ることになった医大生の青年で、ヒロインはそのゼミの准教授。二人は、遺体の死の直前の様子をイメージ映像のようにして見る事ができ、それが遺体にまつわる謎解きのヒントになるというオカルトな要素がありつつ、他の部分は現実的な推理ものになっている。
オカルトチックな部分が実写だと安っぽく写りかねない気もするが、いいドラマになってほしい。
一番実写化に向いていそうなのは『神林&キリカシリーズ』なので完結してから久しいが今からでもうっかりやったりしないだろうか。