銀の匙第2話「春の巻2」の感想

アキが2コマしか出ていない!


以下ネタバレあり


家畜実習を行うための班決めが冒頭で行われる。勇吾はA班。メンバー5人中、紅一点は多摩子。
班内の紅一点というポジションは普通ならヒロインのアキがなりそうなところだが、まさかの多摩子。そうか、多摩子がヒロインだったのか……。
来週は部活動を決める話をやるようだ。勇吾が馬術部に入って、部活動の話ではアキが関わり、実習ではA班メンバーが関わってくる
、という流れになるんだろうか。そばかすツインテール少女のまゆみさんがクローズアップされる隙はあるか。


班決めのくじ引きのところ、男子のくじに対して、女子のくじが少ないw やはり農業高校は男子の方が多いのか。



多摩子は顔が丸っこいとは思っていたが、全身も驚きの丸さ。そのためあだなが「タマゴ」だそうだ。丸さのわりに異様に身軽のようだw
夏休み明けにダイエットに成功して美少女になる展開とかありませんか。

一郎は前回も今回も牛乳を飲んでいるが、毎週飲むつもりだろうか。


鶏舎実習の中で勇吾は、鶏が肛門から卵を生む事を知り驚愕する。
肛門から卵を生むのって常識とまではいかないが広く知られてる事で、驚くほどのもんかなと思ったが、勇吾はかなりナイーブなようで、「ウン●と一緒」とショックを受けて卵を忌避するようになる。
卵に関わるたびに肛門肛門と勇吾がしつこいw


鶏卵の洗浄が手作業だというのは初めて知った。壊れやすいものだしな。
ステマチックな鶏舎について「こういう効率優先で鶏に優しくない鶏舎は、動物愛護の強い欧米だと批難されてんだぜ」と常盤が発言する。
昔見たDVDを思いだした。タイトルは忘れたが様々な食品加工の様子が淡々と映されるドキュメンタリーで、専用の機械によって、ヒヨコが弾丸の如く次々と投げ飛ばされていく映像があった。なんの目的で投げられていたかは忘れたが、ピッチングマシンが球を出すようなノリで飛ばされ続けるヒヨコたちの姿は印象的だった。食品に対する目線で見ていたので特に心が痛んだりはしなかったが、動物愛護家には残虐映像に思えたんだろうなー



前回、勇吾のルームメイトのどちらが別府でどちらが西川かわからなかったが、太い方が別府だと判明。
食堂での食事シーンは、西川の隣の席の生徒がちょんまげ頭なのが気になった。卓球のシーンでもちょんまげがいた。
モブキャラもちゃんと設定してあったりするのかな。食堂で勇吾の斜め前の席に座っていたキッチリ七三分けのキャラも気になった。



食堂に入る前、アキとまゆみは意味深な会話を交わす。
銀の匙」にまつわる有名な言葉に「Born with a silver spoon in one's mouth」というものがある。直訳すると「銀の匙をくわえて生まれた子」。
「お金持ちの子」「食うに困らない子」といった意味であるらしい。銀の匙がつくれるような家庭はお金持ちであるからとか、銀の匙自体が英語圏では幸福の象徴であるからとか説は色々とあるようだ。
それにちなんで、出産祝いに銀の匙を送る習慣が日本でもあるそうだが、銀製品は日常的に使うには手入れが大変なので、実用品にする事はあまりないらしい。食堂でそうされていたように、飾り物にするのだろうか。
銀の匙」はこれから話にどう関わってくるのだろう。「食」関連だろうか、勇吾の家庭の事情関連だろうか。


肛門肛門としつこく卵を避けていた勇吾だが、突風によって壊れた温室の修復作業に追われた後に飢餓状態となり、とうとう卵に手を出す。
卵かけご飯を思いっきり食べたくなる描写だった。
空腹の前ではナイーブさも吹っ飛ぶ。


今回いちばんの驚き展開は、スモークチキン先輩と多摩子が兄妹だと発覚するところ。
前回、スモークチキン先輩はまつ毛がピシッとした、特徴的な顔をしているとは思ったが、こうくるとは。
鋼の錬金術師のアームストロング姉弟を思い出させる。あそこの姉弟は下まつ毛が共通だったが、こちらは上まつ毛か。
鶏と卵の兄妹かw


来週の部活決めの話、勇吾は馬術部に入るのかなーどうなるんだろう。
運動が苦手だという相川がどこに入るのかも気になる。