『NO.6』第7話、主人公が同性愛に目覚める一方でヒロイン(?)が死にそうになっている


諸星すみれ目当てに見始めたのだが、主人公の少年二人がガチホモになってしまい動揺を禁じえない。
「捕らわれの少女を助けるために危険な場所へ踏み込もうとする少年」という図だけならものすごく王道なのに、その少年が旅立つ前に別の少年に別れのキスを唇と唇でするって衝撃的だったアッー!
初め、「腐女子の人を喜ばせるためにそれっぽい角度で映しただけで別に違うんだろ?」と思ったら、次のシーンではっきりと唇があわさっていて度肝を抜かれた。おおお……。




てっきりサフちゃんがヒロインだと思っていたのだが、サフはただの女キャラその1にすぎないのだろうか。
作品的な意味でも、主人公の恋人ポジション的な意味でも、サフが非ヒロインならそれはそれで仕方ないのだが、ヒロイン以前に死んじゃいそうな不吉な感じがして困る。
正直なところサフには特に萌えないのだが、好きな男を男に取られた上に死亡という結末になったら悲惨すぎるので生還してほしい。


サフが水中のような視点から研究者を見るシーンがあったが、あれはサフが脳味噌と眼球だけ取り出されて培養ポットに漬けられてるように思えてしまう。考えすぎだろうか。
液体呼吸が出来る特殊な液体の中に全身漬けられてる状態で、紫苑に助けられてそこから脱出という展開か、もしくは別に全然漬けられたりしてないよ捕らわれただけだよという展開を希望したい。
原作未読だがサフどうなるんだろう。もう既に臓器丸出し状態で余分な手足の方は捨ててある、とかそういうグロ鬱展開がきそうな予感がするのだが。なんか色々と技術発展してる世界だし、万が一内臓丸出し状態になってても最悪の場合は脳味噌さえあれば生き延びれるだろうか。
主人公はなんかもう完全に男色家っぽくなってしまったが、友達としてやっていこうとかそういうアレもあるし命だけは助かってほしい。


あまりにも堂々と男同士でキスをしてしまったので、原作は児童文学レーベルじゃなかったのか?……と不思議に思えたが、そういえば自分が小学生の時に読んでいた、森奈津子の小中学生向けラノベは、主人公の女子高生がガチレズで主人公の友人がガチホモで主人公の先輩(男)がバイセクシャルで幼馴染の大学生(男)とデキてるという設定だったのでそれほど問題はないような気もしてきた。
原作者がインタビューで「紫苑からネズミへの思いは恋愛感情」的な発言をしたという話は聞いてはいたが、映像で唇と唇のキスシーンを見る事になるとは思っても見なかった。
NO.6は恐ろしいアニメやでえ……


今のところ性別不詳なイヌカシちゃんが女の子だったらいいなと思うが、実際のところどうなんだろう。
原作でも最後まで不明なままなんだろうか。メインキャラの男女比率的には女っぽい気がするのだが。
けっこうエピソード順が原作とは異なるそうなので、今から原作読んでも変に脳内で混じってしまいかねないので、アニメ全部見終わったら原作読みたい。